新しい車イスの開発
身体、精神、知的障害のある人は総人口の7%です。2006年に成立したバリアフリー新法の施行により、利用者5000人以上の駅や特定の建築物などへのバリアフリー化が義務付けられました。
◾️問題点
観光地では伝統を守るためにバリアフリー化ができない。
起伏の多い地理的な特性による移動困難は解消困難。
建築基準法に準拠していても実際に使いやすいものになっていない。
◾️車椅子の開発
従来の段差解消
・段差のスロープ化や勾配の軽減1/12以下
・段差解消リフトの設置
逆進しない車椅子
・機械装置で逆進トルクを抑制する電動アシスト車イス
◾️感想
バリアフリーというと、ハード整備のイメージですが、どうしても費用がかかることから行政も整備を躊躇しているように感じます。また、100%バリアフリーの歩道などが出来ることは遠い未来のようにも感じます。
そうした時に、道具の方に視点をあてて、自転車や電動バイクなどを見ると、車椅子を工夫することでバリアフリー化が瞬く間に解決する可能性があります。