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予防保全に向けた予算の見込み

最近よく聞く公共インフラの予防保全に向けた話

 

国土交通省の試算では、30年先までのインフラの維持管理や更新にかかる費用が合計177〜195兆円に上るとのこと。

 

今までの考え方である事後保全の考え方よりも32%のコストダウンが実現できるとのことだが、毎年6兆円以上がかかる見込みであり、相当な予算規模である。

 

民間の鉄道や道路は入っていないので、需要はさらに大きくなる。

 

【感想】

維持管理の時代が来ると、10年以上前から言われて来たが、本格的にその時代に突入した感じがする。民間企業の人はもっと早くその風を感じているのだろうけど。

これから維持管理の技術開発競争が相当進むことになり、新技術の導入に向けたマニュアルの整備も同時進行で進めていかれるだろう。

(日経コンストラクションより)